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彼の胸に両手を突いて離れようとしても 彼はそうさせまいとする様にキスを深くする ボクの腰に回していた手をさらに強く引き寄せてくる 「……んくぅ……っ」 ボクの声を彼の唇が吸い上げ そっと離れる 力が抜け 開いたままのボクの唇にそっとキスをする 舌を滑り込ませて 力の無い舌をそっと愛撫され口を離す 「…… あ ……っ」 ボクが身体(カラダ)を震わせ それからゆっくり瞼を開く 「 本当に感じやすいな 」 キスで潤んだ眼で彼を睨む 「そんな顔を…するな! 離したくなくなる…… つづきは夜な! 」 と言って額にキスを落とす 「なっ! 何言ってるの!! 」 妖艶な笑みを浮かべながら 「今夜は寝かせない 覚悟しておけよ! 」 彼はそう言のこして 離れて行った
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