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「妹の誕生日ケーキだったんです。でも、俺から謝ればきっとわかってくれますよ。」
「こういうケーキって予約制のオーダーメイドだから、同じケーキは頼めないんですよね。」
「そうだね。無理かな。」
未来はいくら事故的なこととはいえ、自分にも責任があると思い、必死にどうすればよいか考える。
そしてあるひとつの解決法を思い付く。
「あの、私でよければ同じキャラクターのケーキ作りますよ。」
「え?」
男は少し驚く。
「そんな頼むなんて、あなたに悪いよ。」
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