第三章 過去の私

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そこで、目を覚ました 目尻には、涙が溜っていた「もう、帰れないのかな?」 そう、呟くと 彼等が 言ったの 「はっ?お前が望んで この街に来たんだろうが? 帰れる訳がないだろう」 彼等が、そう罵倒してきた私は、意地になって彼等に反発したの 「私は、こんな事 望んで来たんじゃない アンタ達は、私みたいな人を利用してしか、金儲けしか出来ない 人間に 何が分かるの?」 その後は、彼等がキレて私を 暴力で押さえ付けた その後の記憶は、なかった意識を失うまで、暴力をふるわれて いたから それから、しばらくしてから 私は、ちがう連中に 身柄を渡された 盥回しみたいにね、次は何を させられるのかは、正直どうでもよかっただって、 同じ事の繰り返しだったから・・・・・・・!! 「同じ・・・・・事の繰り返し」 今頃に、なって思い出した楽しかった場所を捨ててしまったの理由がね 同じ事の繰り返しに 飽きてしまったからだった 「今頃、気が付いたの?貴方もかなりの馬鹿ですね クスクス」 不意に 後から声がしてきた 後に、振り返って見ると そこには、自分の陰だったいや、もう一人の私だった・・・・・・・
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