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─詩織の居なくなった保健室
そこへ超不機嫌な顔をした瀬戸が戻ってきた
「桜ぁ!!!!どーいうつもりだよ!?」
「なぁに怒ってんの?」
桜はいたって冷静である
「なんであんなことしたんだよ?」
「え?ダメなの?」
「完全に勘違いされたじゃねぇか!」
「瀬戸くん?君は私の行動が嫌だったの? 勘違いされたことが嫌だったの?」
「そ…それは…」
戸惑う瀬戸を見て
またもや桜は何かを悟ったのか
「はぁ、まぁ勘違いもなにも、付き合ってるって言っておいたから」
とサラッと言った
「あぁ!?」
──なに考えてんだこの女!!
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