二人の恋

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放課後になった 瀬戸は昼休みの出来事を思い出しては いや、詩織のことを好きなはずない 好きになるはずないと言い聞かせながら リュックを背負い 「じゃ、おつかれ」 と桜に言いながら保健室を出た 桜はそんな瀬戸を 「やれやれ」 と言いながら見つめていたのだった
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