ツクツクボーシ
4/13
読書設定
目次
前へ
/
37ページ
次へ
次の日、またお陽さまが顔を出したら急に、 ひとつの気持ちが衝き上げてきて、ボクは我慢できなくなった。 歌いたい! ボク、歌えるのかな? でも歌いたい。歌いたい! さわさわと音を立てた風が、ピンと伸びたボクの背筋を揺すって、囁いた。 「声を出してごらん」 そう聞こえた。 ――声が出せるの!? どうやったらいいのかもわからないまま、ボクは身体に力を入れた。
/
37ページ
最初のコメントを投稿しよう!
45人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
231(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!