第1話 決意の一日目

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第1話 決意の一日目

2012年、夏 私は一つの決意をしたのだ 億万長者になり世界中の女を抱きまくる。 と言ってみたものの私には人に自慢できるような才能も学歴もない。 顔の方も決してカッコ良くはない。 中学生の時のあだ名がドライヤーだった事からある程度の想像力を働かして欲しい。 資金面だが、主な収入源はお母さんからもえる毎月5000円とお風呂掃除をしてたまに貰える250円だけだ。 16才の時にアルバイトを3日だけした事がある。 映画で見たバイト先の女の子と恋に落ち、素晴らしい青春を送る主人公に憧れて挑戦したスーパー銭湯の掃除のバイト。 家での私の仕事がお風呂掃除である事からある程度の自信はあったのだが、スーパー銭湯の風呂の大きさと、働いてる人の平均年齢が43才であったことが原因でシフトが入っているにもかかわらず3日後には 挫折し悩んだ末辞める事にした。 そう、私は俗に言う「クズ」なのだ。 唯一の救いはまだ学生とゆうこと。 しかし、この黄金の称号すらも一年とちょいで剥奪される 「この一年が勝負だ」 私は決意をし、明日の学校に備える事にした
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