僕に構わないで

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「あぁー、二人共、もうそろそろHR終わらせたいんだが…」

「あ、すみません。そしてありがとうございます」

ナイスタイミングです、担任。

「とゆう訳で気をつけてね？瓜くん。それじゃあ僕今から用事があるからバイバイ。」

「おい！！待てよ！」

こういうのはね、逃げるが勝ちなんだよ。

いつまでも付き合っていたらいつ終わるか分からないからね。

僕は早歩きで先生の元へ行って頭痛がするので保健室に行きます、と言って担任の返事を聞かずに教室を早歩きで出た。

「アイツ…やっぱ変わってんなぁ…」

と、クラスメイトの誰かが楓が出て行った方を見ながらニヤリと笑っていることに、楓どころか、他のクラスメイトの全員が気づかなかった。