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「プッ……クククッ…」 「…面白い……ですかね?」 話を聞いた茅刈先生を不審なものを見るような目で冷たい見てやった。 所謂『引く』ってやつ。 「ちょっと、その目かなり傷付くんだけど…」 「もーしわけございませんでしたー」 「もう少し気持ちを込めようよぉ」 態とです。態と適当に言いました。 「少しからかっただけです」 軽く笑いながら本心を口にした。 「全く…先生はからかうものじゃありません!そんな可愛い顔して笑ったって許してなんてあげないよっ!」 可愛い…? 「何言ってるんですか先生。僕は至って平凡ですよ?可愛いなんてありえませんし、格好いいの方が嬉しいです」 「それはこっちの台詞だよ?可愛くて純粋でちっちゃくて彼氏持ちなんて、平凡なわけ無いでしょ?」 「彼氏持ちなんてこの学園じゃ普通ことです。それを抜いたらただの平凡です」 僕が可愛かったらカズは世界一の美貌を手にしてるだろうね。 カズは親衛隊が出来る程の男前格好いい系。黙っていれば王子さまって感じかなって。 「ハァァ………」 何故か先生が盛大なため息をついた。
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