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「ああ、あれ嘘だよ。どっからか勝手に流れたやつね」 「へぇー。なら付き合えるといいね、あの二人」 「瘋斗もそう思う?」 ちょっと以外だったかも。恋愛系の話って瘋斗あんまり興味示したことないから。 「まあ身近な人達だしね。幸せになって欲しいとは思うよ」 「だね」 「同じ事思うだなんて、相思相愛?」 「あっあれ?俺は……」 「ちょっそんなこと言わないでよ!恥ずかしいな……」 「いいじゃん、ここらへん俺と楓しか居ないんだからさ」 「え?俺も居るお?」 「でも、僕も瘋斗の事好きだよ」 「勿論俺もだよ」 「ぅわぁああぁあああ!!萌えるっ萌えるけけど!でもおれを追いてかないでぇ!!」 フロア中にカズの叫び声が響いた。 だが誰も気にしない。 だってこれがほぼ毎日起こっているのだから。 だからどんな彼のファンでも、淡々と食事を続ける。
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