仲間

9/12
前へ
/47ページ
次へ
「お前なぁ、オレ様とラージがどんだけ一緒にいると思ってんだよ」 「……」 「コンビネーションはバッチリなんだよ!!なぁ、ラージ」 「……まぁ」 「なんだよその間は!!?」 うるさい。なんて言いながら、ラージはウィズダムの肩を掴んでから鬼の方に引っ張って向かう。 「無視かよ!!なんだよ、どいつもこいつも腹立つな!!」 「はいはい、終わったら話聞いてやるから」 「もういいよ!!」 ウィズダムは、ラージの手を払い拗ねながら大きく足踏みして目的場所に向かった。 「ら、ラージ」 「ん?」 「ウィズダム大丈夫かな…」 「大丈夫でしょ、馬鹿で単純なだけだからコタローはケガしないように気を付けなよ?」 ラージは木の上に登ると、ウィズダムの後を追うように伝って行った。虎太郎も急いで追いかけた。
/47ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加