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「お前なぁ、オレ様とラージがどんだけ一緒にいると思ってんだよ」
「……」
「コンビネーションはバッチリなんだよ!!なぁ、ラージ」
「……まぁ」
「なんだよその間は!!?」
うるさい。なんて言いながら、ラージはウィズダムの肩を掴んでから鬼の方に引っ張って向かう。
「無視かよ!!なんだよ、どいつもこいつも腹立つな!!」
「はいはい、終わったら話聞いてやるから」
「もういいよ!!」
ウィズダムは、ラージの手を払い拗ねながら大きく足踏みして目的場所に向かった。
「ら、ラージ」
「ん?」
「ウィズダム大丈夫かな…」
「大丈夫でしょ、馬鹿で単純なだけだからコタローはケガしないように気を付けなよ?」
ラージは木の上に登ると、ウィズダムの後を追うように伝って行った。虎太郎も急いで追いかけた。
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