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カズマ「ふあぁぁぁ…げっ!?」
俺は起きて周りを見る…今日は月曜日…週の始まりという一番だるい日だ、そして…
カズマ「起きろ!!」
二人の人物が自分の部屋で起きる日だ
レイナ「ふえ?」
キリカ「ふぁい?」
この二人は簡単に言えば妹と親戚だ
レイナ「もう朝?」
カズマ「ええ朝ですよ!!起きろ、そして時間見ろ!!」
レイナはうひゃあ!!と叫びながら起きあがり、キリカを起こす
レイナ「キリカさん起きて!!遅刻するよ!?」
キリカ「んあぁ…時間?…にゃにぃ!?」
短い二度寝から急に起きたキリカ…だが彼女にはある特徴がある
キリカ「う…あぁ」
急に血圧が低下したためふらつくキリカ…低血圧なのではなく血圧が上がらない病気なのだ、そのため急な動きが出来ない
レイナ「また!?大丈夫!?」
キリカ「なんとか~」
キリカは眠り目で答える
カズマ「とりあえず血圧測れキリカ」
カズマは飛び級制度を利用して大学通っている…そして…
キリカ「医者と同じこと言わないでよ~」
カズマ「もう診てやんね」
キリカ「すみませんでした…これからも診てください割とマジで死んじゃうんで」
キリカは俺に血圧計を見せる
カズマ「早めに起きて正解だったな」
レイナ「ふに?」
(パン食いつつ)
キリカ「なに?」
カズマ「テレビ付ければ解るさ」
レイナはテーブルの下に落ちていたリモコンを器用に使い電源を入れる…時刻06:30
キリカ「流石だねえ」
カズマ「今日は車イスな?キリカ」
キリカ「うん…」
少しだけキリカの表情が翳る…すまなさそうに
カズマ「レイナ…時間がある料理作ってくれ」
レイナ「兄さん…料理作ってください」
(同時)
俺はキリカを見る同じタイミングでレイナが見ていた
キリカ「カズマ…お願い」
カズマ「かしこまりましたキリカお嬢様」
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