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キリカ「お嬢様ではないし既に没落した家系です」
カズマ「ですがねぇ…藍澤家は三谷家の支族であり江戸時代から三谷家に仕えてきた家系なんですよ?」
キリカ「すでに主従の関係もありません」
レイナ「また始まったよこの二人の不毛なやり取り」
カズマは無言で中身の赤いビンを取り出す
レイナ「マジでやめてくださいお願いします」
カズマ「ちっ」
キリカ「カズマはこの後…大学に?」
カズマ「羨ましいか?飛び級の俺様が?」
カズマは笑いながらさらに続ける
カズマ「まぁ、午前で終わらせて帰ってくるからな?」
キリカ「わかった何か買っておくね」
レイナ「私は?」
カズマ「夕方に車で迎えに来る」
レイナ「わかった」
三人は朝食を食べ終わりそれぞれの目的地へ進む、カズマはキリカを病院へ連れていった後、大学へ行くため左へ、レイナは高校へ行くため右に、キリカは病院へ行くため途中までカズマに送ってもらう
side:カズマ
カズマ「じゃあ、昼頃にな」
キリカ「うん」
言葉少なにカズマは車を走らせる
カズマ「な!?」
車と車のぶつかる激しい音が響いた
カズマは交通事故で死亡した
side:レイナ
レイナ「きゃあぁぁぁ!!」
レイナは追われていた…切り裂き魔に、そして
レイナ「あぁぁぁぁ!!」
背中を刺された、その傷の深さは心膜に達していた…即死だった
side:キリカ
キリカは人質にされていた
病院に爆弾魔が現れ、運の悪いことに人質にされたのだ
SAT隊員「目標を確認した…発砲許可を」
SAT隊長「発砲を許可する」
バン!!という音が響いた…弾丸は…
キリカ「あ…え…?」
キリカに当たっていた…キリカは狙撃に失敗した弾丸で死亡した
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