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「オレに期待して死んでいった人達を、オレは決して忘れない!
その期待に絶対応えてみせる!
その目標を一途に追い掛ければ、何時か夢は叶うだろ!
とにかく前進あるのみ!
そうだよな!?」
「………流石は魔王ですね。
歴史に残る演説です」
「セイランの申したい事は分かる。
だからこその魔導人形よ」
「魔導人形?何だそりゃ?」
「………花の蜜ですが」
「…大変美味しゅうございましたわ」
「ちょ!?まだ殆ど手を付けて無いだ…」
「アンタが手ェ出すなって言うからだろうがぁ!
自分の言葉も忘れちまったってのかい!?」
「…小生も大変満足いたしましたぞ」
「お・ま・え・も・敵かああぁぁぁ!!」
「…罵られる覚悟は出来ておる。
じゃが、その様な様子は見られんの」
「…おいクレモン。覚えとけよ…
何時か絶対ギャフンと言わせてやっからな…」
『…セイラン殿は、正に今、小生らの計画に踊らされた事を後悔している筈。
怒りでは…だけでは無く、己の未熟を嘆く後悔です。
…それで良い。それで良いのです』
「………過去を振り返る事は確かに大事です。
ですが、それを活かして未来に繋げる方が、より大事だと私は思います。
再び後悔を続けない為に。
………私は、そう考えています」
「…それは………それが本当なら…。
…悪いけど、オレは受け入れられねぇな」
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