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「………仕方がありません。
他者の協力を仰ぐとしましょう。
………あちらを御覧下さい」
「うわっ!こいつらは…ゴブリンにオーク!コボルトも!子鬼まで居んのか!?それに…」
「エルフ族女王トゥラナと申します。
獣人族の集落が未だ復興間も無い事から、我が亜人族の代表を務めます。
…か弱い女性の身ですが、我の智謀の全てを尽くし、全亜人族の輝かしい未来を創設すると誓いましょう」
「…か弱い、だってよ…。
………笑うべき所か?」ボソボソ
『貴様!我らの女王を愚弄するか!』
『そのようですね。随分古い物のようですわ』
「………はい?…15日ですか?」
「イヤ~それ程で…」
「黙りなさい。
自意識過剰に過ぎますセイラン。
貴方が如何程の人物ですか」
「…ウッ…な、何だよ?
オレが悪いってのか?」
「………セイラン。
………次に巫山戯たら、首が飛ぶと思いなさい」
「オレが勝手な事をしなければ、こんな事態にはならなかったんです!!
こんな言葉じゃ全然足りないと思うけど、本気で悔やんでいるんです!!
だから、貴方達からはどんな罰を言われても受け入れます!!
これから先の人生でも、一生を通して罪を償い続けるつもりです!!
だから…だからその………。
…本気ですみませんでしたぁ!!」
『…これ以上の醜態は見過ごせません。
その罪、死を持って償いなさい』
「セイラン!!セイラ~~~ン!!」
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