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目の前に突如現れた大蛇はこちらを睨みつけ舌だしたりしまったりしている。
???「武器はお持ちですか!?」
聖典「ぶ、武器?」
???「武器持ってないのにこんなところにいたんですか!?」
少女は異常なもの見るような目でこちら見てきた。
聖典「し、仕方ないだろ!気がついたらここにいたんだよ!」
俺が叫ぶと大蛇はこちら威嚇してくる。
その威嚇に俺は少したじろいだ。
???「仕方ありません、私がなんとかしますから貴方は逃げてください!」
聖典「そんな、女の子をおいて逃げれるわけないだろ!?」
そういって俺は少女の前へと出る。
???「ちょっと、あぶないですよ!!」
大蛇はそれを待っていたかのように俺へと突撃してくる。
その時、俺の手が眩い光を放った。
大蛇の突撃がとまる。俺が手を見るとそこには一本の真っ白な長い剣があった。
聖典「なんだ・・これ?」
大蛇は混乱したようにそこから動かない。
俺は剣をもう一度にぎりしめ、大蛇へと走り出す。
聖典「うおぉぉぉぉ!」
剣を振り上げ、大蛇に向かった一本の線を描くように振り下ろす。
真っ白な剣はまるで豆腐でも切るかのように大蛇を切断した。
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