02. Achromatic Democracy

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Achromatic Democracy written by Atoda Shoi compose by Atoda Shoi さらさらと流れて行く砂の上を指でなぞり 行き着いたオアシスは蜃気楼に呑まれていく 生まれつき秘められた自由を手にしながら 見えない鎖に縛られて生きるのは楽じゃない 悲しい歌になんかに流されないでいられる強さとか 期待したり望み 恐れないでいられる何かとは 指し示されたその方角は本当に正しいのかは 僕にはまだ分からないんだ 太陽は必ず昇るのに光がなければ見えない ここは楽園に見えるだけで終わりの無いリアル 僕に君に残る時間なんて分からない それだけが確かなら 真新しい毛布にくるまり考え事しながら停止した この許された自由の中じゃ弄ばれて終わるから 僕自身揺らいでいるようじゃ 僕が僕でいられるまでに未来はどう移ろって行く? いつか誰かに言われた優しさの棘はちゃんと刺さってる? だって悪い事は覚え善い事は都合よく忘れてく 君があの日教えてくれた"笑ウ門ニハ福来タル" また不正な隠蔽 I was born in the Heisei バブルは崩壊 回復の兆しない 消費税の引き上げ オマエの役職格上げ タクシー乗り放題 チホウは荒れ放題 北方領土返還 when? 元々竹島は日本のモンじゃん 紛争に呑まれる難民 国民は皆未来の難民 議員のツィッター炎上 そんな暇あんなら仕事しろ 上がバカなら下もバカ 皆無 助かる見込みなんか だったら俺らで立ち上がってみないか? 大昔からよくあったじゃんか 天草一揆、独立戦争、フランス革命 教科書なんてクズくらいに思ってたけど 気付いた どうやらそれは違ったようだと だからこの手で色付けて最後のピースになるまで 悲しい歌になんかに流されないでいられる強さとか 期待したり望み 恐れないでいられる何かとは 指し示されたその方角は本当に正しいのかは 僕にはまだ分からないんだ 僕にはまだ分からないんだ
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