悪食

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嵐が過ぎ去り、2人取り残されてお互い顔を見合わせた。 「俺、自分のことばっかりで大事なこと忘れとった。 もう余計な小細工せんとお前だけしか見ぃひんから。 お願い、側におって?」 目を見て伝えると、かわいい恋人から仲直りのキス。 「帰ろ?」 お腹すいたやろ?これ詰めてもろておうちで食べよ?て、かわいい提案に頷いた。 「あの…手、貸して? 立たれへんねん…。」 恥じらう姿はかわええけど…今何て言うた? 「何で腰くだけやねん! こんなフニャフニャにされて!」 「ご、ごめん…。」 「くそっ…テクニシャンめ!!」 負け犬の何とやら。
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