修羅場ラバー

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side 黒 肌がチリッとした気がした。 空気からビリビリ痺れるみたいに伝わる感覚…in 楽屋。 ちっさいおっさんとアゴの珍しい修羅場。 最近また金髪にしたちっこい奴が気を揉んで間に入ろうとしたところを、恋人が小脇に荷物を抱えるかのようにしてちょっとトイレ、と連れ去っていった。 ジタバタ暴れる尻をペシ!と叩いて颯爽と消えたのは巻き込まれたくないのと、ええ歳したオッサン達の揉め事なんて犬も喰わん、てことやろな。 そしてタイミング逃して見事に取り残された俺。 俺を挟んで対峙する2人。 「もうええ。」 「まだ話は終わってません。」 ホンマ頼むって、誰か!
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