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あの唐突な告白から数日たった。
僕はあの日から毎日この坂道を登る。
愛しい人に会うために。
「こんにちはー!」
僕は神社につき、境内を掃除している早苗さんに挨拶した。
「あ、瑛太さんこんには」
早苗さんは美人で僕にとって挨拶の笑顔さえも光学兵器なんだ。
やばい、美しすぎて死んでしまう。
「瑛太さん・・・心の声が漏れてますよ?」
「え?マジですか?」
「マジです」
「うわぁァァァ!」
「え、瑛太さん!?」
やばい、死にたい今は別の意味で死にたい。
「そういえば瑛太さん里一番の足の速さでしたよね?」
「ええ、そうでけど・・・」
「そうなんですか!かっこいいですね!
「そ、そうでくかね・・・///」
「うふふ、また照れちゃって・・・」
一日の時間をあれから早苗さんと過ごすため早苗さんの仕事を手伝うことにした。
掃除や炊事まで手伝えるため僕は幸せだ。
「あ、もうこんな時間だ!じゃあ、僕はこれで!」
「はい、また明日」
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