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守矢神社からの帰り道。
自分にとって一番嫌な時間かもしれない。
夕方でも暗い道で暗いのが怖いとゆう理由もあるが、一番が早苗さんと離れていくとゆうことが嫌だった。
そんなことを考えながら歩いていると突然周りが暗くなった。
「なんで!?夜でもこんな暗くないぞ!?」
その闇はとても濃く近くにある木も見えないほどだった。
この時思い出した、暗闇を使う妖怪がいると聞きたことがある。
「ま、まさか人喰い妖怪の仕業か!?」
「そーなのだー!」
その声はとても明るいトーンだっだ。
まるで狩りを楽しむ猟師のような声で。
僕はここで死ぬ。
そう直感した次の瞬間、右肩に強烈な痛みを感じた。
「うぁあぁあ!」
痛い、死ぬ、殺される、
頭がそれだけで支配されていた。
たった一声、たった一撃。
それだけで恐怖だった。
「いい声!じゃあ止めなのだー!」
今度こそ死ぬ!
が、いつまでもその死という物は来なかった。
「あっぶねえな・・・ルーミアさんよ」
え?誰だ?闇で見えない・・・
けど味方だと分かった。
「こんな子供でも容赦なしかかい・・・おい坊主!生きってか?」
「は、はい!」
「OK!そっから動くなよ!」
何だこの人?とゆうか人?こんな暗闇で僕と相手が見えるのか?
「ちょ!待つのだ!誤解なの!」
そして次の瞬間・・・闇が晴れた。
まだ暗いが見える程度、つまりいつもの明るさになった。
そして目の前にに広がる光景に唖然とした。
黒い刀身の剣を握り、片腕で相手の攻撃を受けている人間かわからない人は、10m離れてる妖怪に蹴りを入れていた。
地面を蹴った跡が僕の目の前にあったから此処からあそこもで一回の跳躍で行ったと思うと人間ではない。
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