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下駄箱に着き、クラスの確認をする。
2人は1年4組に振り分けられた。
この高校は県内でも有数の進学校でもあり、スポーツも盛んである。
中でもサッカー部は過去に全国区に名を轟かせていた。
「さて、クラス行くか。」
「うん。」
「はいはいはい、そこのバカまてぇーーー!」
「はぁ...
バカにバカって言われる気は無いんだけど。
洸希にならともかく、雄哉には言われる筋合いはねーよ。」
そこに現れた3人の男。
1番背が低く、まだ幼さが残る顔立ちの男が中森雄哉。
髪の毛が茶色く、ジャニーズにも引けを取らない川村駿哉。
頭脳、顔立ち、正確、スポーツ何をとっても出来る男、服部洸希。
この男たちが、かつて翔と共に世界を相手にした男たちである。
そして、周りは彼らの顔立ちに見とれてざわつき出した。
「とりあえず、あとで会おう。
オレと千聖はクラス行くから。」
「いきなり彼女と来るとはさすがイケメンはちゃいますなー?」
「駿哉、あとでそこのバカでチビのガキを締めといて。」
「へーい。
まかせとき。」
そう言って彼らを後にした。
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