魔法が使えない理由

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レイガンから自分の属性を教えてもらった日から翌日。 「あー。ねみー」 そう言って眠そうな目を手でこするユキオ。 「なぁアキト、昨日の用って何だったんだ?」 「おう、担任に俺の属性を教えてもらったんだ」 「え!?まぢか!それでお前どの属性なんだ?火か?水か?ムッツリだから地じゃねぇだろ!?」 「なんでムッツリだったら地じゃねぇんだよ。まぁ違うけどさ」 「じゃあなんだったんだよ」 「光だよ」 「光かよ!どんな魔法使えんのかなぁ光って」 「だよなー。魔法使えたら分かるのになー」 (なんで俺って魔法使えねぇんだろ) 「大丈夫さ、すぐ使えるよーになんだろ!」 そう言ってアキトを真っ直ぐ見るユキオ。 「……そうだな!」 そうやって話していると、学園に着く。 「んじゃ、俺教室こっちだからよ!じゃあまたあとでな」 「おう!」 ユキオが教室へ入るのを目でおくると、アキトも教室へ入る。 ガラガラガラ
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