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ガラガラガラー
「すいませーん
遅刻しま……「ゴラァ!!初日から遅刻とはどーゆーことだー!!」
そう言って怒っているのは銀髪にヤル気のなさそーな目、細身で身長は175くらいで顔は上の下な感じのスーツを着た恐らく教師であろう人だ。
「えっと…はい」
困ったような顔をして返事をするアキト。
「まぁいい
早く席に着け!お前が最後だぞ!」
「あー……はい…」
そう言われて席に着こうとするアキト。
(席……どこ?)
「ん?どうした」
「いやー…席ってどこですか?」
「おーすまん
お前名前は?」
「アキトです」
そう言うと銀髪の先生はあっちだっ
と言って窓際の一番後ろ角を指差す。
「ありがとうございます」
頭を下げて席へと向かい椅子へ腰を落とす。
すると隣に座る女の子が小さな声でアキトに話しかける。
「大丈夫?遅刻したの君だけだよ」
クスッと笑って言う謎の女の子は続けて言う。
「あっ、ごめんなさい
あたしアスカ!よろしくね」
「アスカ?俺はアキトって言うんだ!
よろし…「ゴラァ!遅刻したヤツが何喋ってんだー!」
喋っている途中にまた怒られたアキト。
「はい!すいません!」
シュバッ!と席を立って謝るアキト。
「ったく!まぁいい座れ」
そう言われて再び座ると銀髪教師がみんなを見渡している。
「じゃあ皆が揃ったところで自己紹介といこうかー」
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