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「まず!俺は皆の担任を受け持つことになったレイガンだよろしく!!」
「じゃあ皆の自己紹介をお願いする」
レイガンがそう言うと、シュバッ!と手を上げたお坊っちゃん風な金髪の生徒が言う。
「先生、自己紹介ってどんなことを言えばいんですか」
「そうだなー、名前と趣味、それと皆が使える魔法の属性とかでいいんじゃないか」
レイガンがそう答えるとお坊っちゃんは席に座る。
「じゃあ呼ばれたやつから前に来い。そして前で自己紹介しろ」
そう言うと次々に皆呼ばれて前で自己紹介をする。
残すはお坊っちゃんと知らない生徒一人とアスカ、そしてアキトだけだ。
「次!リーゼル!」
はい。と言って前に出たのはさっきのお坊っちゃんだ。
「リーゼル・プルトンです。趣味は読書、使える魔法属性は火、風です。」
(あいつ二個も使えるのかよ!)
それを聞いて驚くアキト。
驚くのも無理はない、魔法属性は普通に知られているのが火、水、地、風である。
だがこれに加えて光、闇、無という属性があるらしい。
これを全て使えるわけではないのだ。
一般的には1つしか使えないが、希に2つ以上使える者もいるらしい。
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