第2話

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二人で可愛いケーキを切り分けて、コーヒーを飲みながらゆっくりと味わう。 しょうも今日は、ゆっくりの出勤のようだった。 「あのさ、これ」 暫くして、しょうが照れ臭そうな顔でリボンの箱をサトシのほうにスイッと近づけた。 「あ、ありがと。開けてもいい?」 「どうぞ」 サトシが小さな箱を手に取ると、しょうは、壁のほうに目を向けた。
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