【第13話】仮説と結論、彼女の場合

26/40

2557人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
  最初は緊張していたけれど、いつも通り言い合いが始まると平気になっていったこと。 会社にいるときみたいに憎まれ口ばかり叩いて、ただ一緒に飲み続けていたけれど…… 酔いが深くなってくるにつれて素直になることができたこと。 そして、ユリナちゃんが核心に触れると、高井くんは『やっと気づいたのかよ、バカ』と言って笑ってくれた、ということまで。 半分以上はノロケだったけれど。 何だか、悪い気はしなかった。 .
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2557人が本棚に入れています
本棚に追加