【第14話】お詫びはお酒と大人のデート?

15/35

2336人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ
  「……何でもないよ、ほら、お客さんが待ってるよ」 「わかってらあ。あんまり羽村ちゃんを困らせんじゃねえぞ、響」 「はいはい」 軽くあしらったが、私は内心びくびくしていた。 大将には、私が『困っている』ように見えたんだろうか。 だとしたらそれは誤解なんだけど……。 誤解のはずなんだけど……。 そんなことをぐるぐる考えていたら、神谷さんが私の方へ向き直った。 .
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2336人が本棚に入れています
本棚に追加