【第14話】お詫びはお酒と大人のデート?

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   「……あー……、頭痛い……」 翌日。 案の定というか、当然というべきか……私はまだ酒の残った重い頭を抱えて出社した。 ぐったり、机に突っ伏していると、コツン、と頭を小突かれた。 「二日酔いか?」 そう尋ねてきたのはやっぱり長瀬で、私はふう、と溜息を吐いて答えた。 「んー……ちょっと、ね……」 「二日酔いには味噌汁がいいらしーぞ」 「うん……もう飲んできた……」 全然効果なかったけど。 その言葉を飲み込んで、私はまた机に突っ伏す。 .
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