【第14話】お詫びはお酒と大人のデート?

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  私は何を構えていたんだろう。 何を言われると思っていたんだろう。 長瀬にとって私なんて、別にただの都合のいい玩具みたいなもので。 それ以上でも、それ以下でもなくて。 ただただ、早く飽きてもらうのを待つばかり、だったはずじゃない。 そこに感情は欠片もなくて、ただ、都合と欲情が絡み合うだけの関係だって。 だからこそ、バランス保っていられるんだって。 最初から、それ以外の何かが生まれるわけ、ないのに。 .
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