僕の仮面の天使

図書館

僕は６連勤を終え、ようやく休みとなった｡昨日は朝番で１５時くらいには、家へ帰ったけども、６連勤ともなれば、少し横になるつもりが、いつの間にか寝てしまい夜だったのだ｡しかし、夕方寝たにも関わらず午前１時になるとまた眠くなり、寝てしまうのだ。
起きたのは朝８時過ぎ。
もう一眠りしようかと思ったが、頭の中にあの女性の顔が浮かんだ。
昼から図書館へ行こうと決意した。

僕はいったいなんの為に図書館へ行ってんだ･･･
もうあと、半年しか時間はないのに。

でも、あの女性の顔が何度も浮かぶ。
僕は１２時過ぎに家を出て、いつもの図書館へ向かった。

あの女性に会える可能性は絶対ではないのに･･･

図書館へ着くと、駐車場には一台も車は停まってはいない。
その理由は、すぐに解った。
いつもの自動扉に『館内改装工事の為、今週は休館とさせて頂きます』と貼紙があった。

あの女性と会えない･･･

と即座に思ってしまった。隣町の図書館へ行ってみようと思い、隣町へ向かった。もちろん、あの女性と会えるという期待からではなく、本来の事をやる為だ。１４時を廻った頃にようやく図書館へ着いた。
館内で資料を探していると､いた･･･
あの綺麗な女性･･･いや、綺麗なお姉さんが。
これは運命か･･･