第1話 始まりの不安

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2011/10/12 「ご飯、何が良い?」 「うーん…あんまりご飯て気分じゃないかも」 私は彼氏とウィンドウショッピングをしたあと、昼食の相談をしていた。 しかし私は車に酔ってしまったのか、あまりご飯を食べる気分になれなかった。 「大丈夫?少しでも食べた方が良いよ?」 「うん…」 とりあえず私達は、近くの和食レストランに入った。 でも私は結局あまり食べることができずに店を出た。 「ねぇ、また今日も少し荷物お願いして良い?」 「うん、良いよ」 私は彼に、私の家から荷物を運んでもらえる様に頼んだ。 私達は近く、同棲を始める予定だ。そしてそこから1年くらい二人で頑張れたら、結婚することになっている。 そのために、今から少しずつ荷物を持ち込んでいるのだ。 「体調どう?」 「うん…さっきより良いかな」 私達はそんな他愛もない会話をしながら帰った。
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