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「お・・・・乙姫?」
浦島太郎は長老から海の底にある竜宮城の話は聞いた事がありました。
何故それが児童愛と関係あるかは解りませんが、
命が助かるなら何でも良いと同意しました。
「行く行く!おら竜宮城行くだ!乙姫様とやらに会うだ」
「なら話が早えぜ、俺の掌に乗りな」
玄武は嬉しそうにニヤニヤし屈んで右掌を次郎長の様に差し出すと、
浦島太郎は恐る恐る乗る事にしました。
「ゴツゴツしてて砂より痛えだ!」
「やかましい!とっとと竜宮城行くぜ!」
そう言うと玄武は掌に浦島太郎を乗せて、
じゃぶじゃぶと江戸湾に潜って行きました。
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