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第2話
一人の少年が居た。少年には一人の姉と兄が居た。
少年は思う
「いずれはあの人のようになりたいと」
少年の親は、彼を見ない。例え何があろうと、その代わり親は、彼の姉と兄を見る。
少年は喜ぶ
「やった。あの人が褒められた」
だが、姉と兄は彼の下から去っていた。少年の為に
少年は恨んだ
「あの人が、居なくなった。俺を見捨てたんだ!!恨んでやる!!絶対に復習してやる!!」
少年にはわかっていた。自分のためだと、だからこそ少年は、あの人を恨んだのだ
一方的なありがた迷惑と一方的な逆恨みの対決の始まりである
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