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夜の裏路地
「はぁ、はぁ、はぁ」
一人の黒髪の少年と
「金返せぇ!!」
顔がいろんな意味で凄い大人の
「無理ですぅ!!」
「臓器があるだろうがぁ!!」
鬼ごっこが繰り広げられていた
(皆様、こんにちは。俺の名前は 不可野 幸子『ふかの さちこ』と言うんですが、名前には突っ込みは無しにしてください)
「ホームレスに何を出せと!?」
「いろいろあるだろうがぁ!!」
(何故こうなったかと言うと理由は2年前のことです)
――――――――回想――――――――
とある冬に父が倒れた。その時聞かされた
「おぉ、幸子よ」
「うるせぇ!!幸子と呼ぶんじゃねぇ!!」
俺その時荒れていたんです
名前のせいで
「お前に、女の子みたいな名前をつけてすまないな。だが、それには理由があるんだ」
「なんだよ?」
父は、咳き込むと
俺の顔を見て
「面白そうだったか「死ね!!」酷い!?」
「酷いだと!?俺はな15年間なぁ!!幸子ちゃんと呼ばれ続けて!!誰か一人が間違えて貞子って読んだから!!あだ名が貞子なんだよ!!」
幸子ちゃんは肩で息をするまで叫んだ。魂の叫びを
「ま、まあまぁ、そんなことはどうでも良いんじゃ」
「そんなことだ「黙って聞け」ヒド!?」父は、言う。
俺は、その顔を見て、これはマジだと思った
「お前。ジジィの顔を直接見たことがあるか?」
俺は、その言葉に疑問を抱いた。
何故ならお爺さんは私が産まれる前に亡くなっていたから
「いや、見たことはないが」
父は、だろうなと言った顔で息を吐くと
「我らの一族は呪われているんだ」
ぶっ飛んだ事を言い出した
「我等の一族の祖先は昔に徳川幕府に仕えていたんだ」
「何を言ってるんだ「黙れ」!?」
父は口から血を垂れ流して俺に喋りかけた
「その時に我等の先祖の不可能 一斉『ふかの かずなり』は徳川埋蔵金を隠す命をを受けたんだ」
父は、肩で息をしながら必死に言葉を紡ぐ
「その埋蔵金を隠す途中で我が先祖は、ある男に出会ったんだ。その男の名は バビロンと名乗ったらしい。そして、埋蔵金はその男に奪われたんだ」
「そして、バビロンはこう言ったらしい。『僕を殺せば、呪いは解けるよ。真侍君☆ミ』とな」
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