第1話

2/9
前へ
/22ページ
次へ
夜の裏路地 「はぁ、はぁ、はぁ」 一人の黒髪の少年と 「金返せぇ!!」 顔がいろんな意味で凄い大人の 「無理ですぅ!!」 「臓器があるだろうがぁ!!」 鬼ごっこが繰り広げられていた (皆様、こんにちは。俺の名前は 不可野 幸子『ふかの さちこ』と言うんですが、名前には突っ込みは無しにしてください) 「ホームレスに何を出せと!?」 「いろいろあるだろうがぁ!!」 (何故こうなったかと言うと理由は2年前のことです) ――――――――回想―――――――― とある冬に父が倒れた。その時聞かされた 「おぉ、幸子よ」 「うるせぇ!!幸子と呼ぶんじゃねぇ!!」 俺その時荒れていたんです 名前のせいで 「お前に、女の子みたいな名前をつけてすまないな。だが、それには理由があるんだ」 「なんだよ?」 父は、咳き込むと 俺の顔を見て 「面白そうだったか「死ね!!」酷い!?」 「酷いだと!?俺はな15年間なぁ!!幸子ちゃんと呼ばれ続けて!!誰か一人が間違えて貞子って読んだから!!あだ名が貞子なんだよ!!」 幸子ちゃんは肩で息をするまで叫んだ。魂の叫びを 「ま、まあまぁ、そんなことはどうでも良いんじゃ」 「そんなことだ「黙って聞け」ヒド!?」父は、言う。 俺は、その顔を見て、これはマジだと思った 「お前。ジジィの顔を直接見たことがあるか?」 俺は、その言葉に疑問を抱いた。 何故ならお爺さんは私が産まれる前に亡くなっていたから 「いや、見たことはないが」 父は、だろうなと言った顔で息を吐くと 「我らの一族は呪われているんだ」 ぶっ飛んだ事を言い出した 「我等の一族の祖先は昔に徳川幕府に仕えていたんだ」 「何を言ってるんだ「黙れ」!?」 父は口から血を垂れ流して俺に喋りかけた 「その時に我等の先祖の不可能 一斉『ふかの かずなり』は徳川埋蔵金を隠す命をを受けたんだ」 父は、肩で息をしながら必死に言葉を紡ぐ 「その埋蔵金を隠す途中で我が先祖は、ある男に出会ったんだ。その男の名は バビロンと名乗ったらしい。そして、埋蔵金はその男に奪われたんだ」 「そして、バビロンはこう言ったらしい。『僕を殺せば、呪いは解けるよ。真侍君☆ミ』とな」
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加