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「確かぁ、昔にかけた術式に似てるような?似てないような」
男は、顎に手を添えながら首を傾げている
「ハハハ、そんなわけないで「シャラップ」えっ?」
男は、俺を黙らすとチッチッチッと人差し指を左右に振るわせながら俺を見据える
「君が、口を開いて良いときはyesか、はいか、OKの時だけだよ。それ以外は僕が喋るから、黙ってようか?」
お、横暴だ
(考えろ、考えるんだ。もしも選択を間違えたら、即アウトだ)
俺が男を見ながら思考をフルに稼働している時に
男は、俺の顎の下に足を忍ばせて俺の顔を強制的に上に上げた
「ねぇ?返事ぐらい出来ないのかなぁ?君って」
「でも「ゲッシ!!」ゴハァ!?」
俺は、反論しようとしたら腹を思いっきり踏まれた
「理解力無いよね?君ってさぁ、これだからゆとり世代とか言うやつはあまり好きじゃないんだよねぇ」
男は、踞ってる。俺に視線を合わせるように座ると
「要するに、さぁ、君を強制的に連れて行くから立てって言いたいわけなんだよねぇ。僕は」
(なんだと!?冗談じゃねぇ!!そんな事に付き合えるかぁ!?)
俺は、ゆっくりと拳を隠しながら握る
(運が良ければ1発KOだ。運が悪ければ・・・考えたくない)
「ねぇ?聞いてるのかなぁ?君」
男が、ちょっとずつではあるが俺の真っ正面に近付く
(後、もうちょっと)
ウィッチが幸子の前に立ったとき
「今「速攻魔法ハバネロの粉」だ!?」
ウィッチは、袋からハバネロの粉を取り出して幸子の目にぶっかけた!!
「フブプツ!?」
(痛い!!クソ痛い!!目がぁ!!メガァァァ!?)
「ふぅ、仕方ないなぁ、少し気絶してもらうよっと!」
俺は、溝に踵落しをされて意識を手放した
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