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俺が目を覚ますと固い物の上に寝ていた
(ここは、いったい?)
俺はゆっくりと起き上がると
「あっ」
声が聞こえた。俺は声の元を向くと、そこには
「あっ」
俺を投げたおかっぱがアイスを片手に立っていた
「「…………」」
俺達は見つめ合って数秒すると奥のドアが開いた
「だから、三角木馬で目が覚めるって………あっ」
「やめてあげてください、お願いしますから…………あら」
そこには、三角木馬を引っ張ってるウィッチと呼ばれた文字の男とそれを止めてる見知らぬ10代ぐらいの少女が居た
「………チッ」
「チッってなんだ!」
「落ち着いてください。とりあえず」
少女が俺達の間に入ってなんとかその場は収まった
俺達はデカイソファーに俺とおかっぱ、文字の男と少女の並びで木製のテーブルを挟んで座った
「とりあえず、自己紹介からしましょうか」
「まぁ、良いんじゃあない。めんどくさいけどね」
文字の男は偉そうに足を組んで言ってきた
「他の人はどうしたんですか?」
おかっぱは俺と少し距離を取りながら少女に問いかける
「霊魅さんは買い取りに行っています」
「ワルキューレ隊は妻と遊んでたり、買い物だったかな?」
「そうですか」
文字の男は、少女を見て
「誰からにするんだい」
「私からでも構いませんけど」
「私は出来れば最後の方が良いなぁ、って感じですけど………」
「そうかい、ならブラット 君が行きなよ」
少女は、頷いてから俺を見て
「ルート・B・クロノスと申します。職はこの吸血鬼の骨董屋の店長をさせていただいてます。どうぞよろしくお願いいたします」
「どうも」
ルートの自己紹介が終わると次は
「なら、僕が行こうか。僕の名は知っていると思うけどディスキャニオン・バビロニア・ウィッチだよ。趣味は魔術を赤の他人にかけること呪いとかかな。そして得意な事は錬金術に魔術と新魔術の開発かな。呼ぶときはウィッチ様か世界一の賢者って呼びなよ」
「ど、どうも」
(仲良くしたくねぇ)
「あのー、魔術って」
「君に質問の権利はないよ。呪われ君」
「なんで!?」
「黙れ。以上」
ウィッチの自己紹介が終わった。次は俺のお隣かな
「早くやりなよ」
ウィッチは俺を指差しながら言う
「え?俺?」
「当然」
ウィッチは目で当たり前だろ、馬鹿じゃないかこいつって感じで見てきたが俺は我慢した
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