第1話

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「じゃ、とりあえずしろでいいや」 彼は笑顔で答えた。 「…いいよ」 訳がわからなかったが、別に良かった。 「わたし…しんだの?」 ずっと気になってたことを聞いた。 「まだだよ。ここは夢だから。」 夢とは思えなかった、 感覚がちゃんとあるのだ。 「夢なのに、意思があるの? こんなに自由に動けるの?話せるの?」 「まぁ、しろは今、特別な夢を見てるから。」 「へ、へぇ…」 沈黙が続いた。 「…自殺、か。」 ドキッとした。 思わず「えっ?!」と聞き返してしまう。 「自殺なんだろ?わかるよ。」
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