廃屋2

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中にはこれまたホラー映画でよくある様に生活感丸出しだった。 この日はクソ暑かったのに何故か中だけは寒く。 変な異臭もしていた。 ここで引き止めていたら良かっただろう。 だけど俺たちは奥へ奥へと進んでいった。 すると、一室だけ和室になっている部屋があり、 入るとそこには布団やらなにやら散らかっていた。 ふと、机の方を見ると日記と書かれたノートが1冊ポツンと置かれていた。 俺は、そのノート見たさにノートに手をかけた。 中には肝試しに来たのであろう人達の落書きとかがあったが、 ちゃんとした日記になっていた。 パラパラとノートを捲っていったら、気になるページがあった。 そこにはこう書きつづられていた。
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