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これは私、宮野雪南が体験した話です。
ある夜のことでした。
この日は部活がいつもより遅く終わり家に着いたのは、多分…8時すぎだったと思います。 私は、家に帰り部活でベタベタした身体を洗い にお風呂に入りました。 お風呂から出た時間は9時を回った頃だったでしょう。
私は、ご飯を食べてすぐに自分の部屋にこもりました。
この日は、部活の最後に皆で怖い話をしていました。
私自身、怖い体験した事などは一度も無いのですが、 ホラー映画や怖い話などオカルト系のものは好きでし た。
私は、部屋にこもるなり部屋の真ん中に布団をしきゴロンと寝転がり、最近変えたスマホの携帯でさっそくホラー映画を見始めました。 これまでは、いつもの日課でした。
あれから何時間見ていたのでしょう。 時計を見ると12時を過ぎようとしていました。 部活がハードだったこともあり、さすがに眠気が来ていました。
『ねむいなー…』
動画が途中だったこともあり、そのまま眠りにつくかそれとも、そのまま見続けるか迷っていました。 数分迷った末、眠るという選択に決め携帯を充電器に差し込み、目を閉じました。 いつもなら、睡魔が来たらすぐ眠りにつくのに、 何故かその日に限って眠れず、とにかく眠ろうと目を閉じて横向きに眠っていました。 でも一向に眠れないまま、時間は刻一刻と過ぎて行きます。
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