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「そろそろ帰るか」
勇介のその一言でその場がお開きになると、四人で裏口へと回った
千夏は勇介のバイクの後ろに自然とまたがると、隆太と真衣子を残し、
二人は去っていった
「いいなぁ……」
仲良くて………
二人の去り行く姿を呆然とみつめながら真衣子が呟いた
「お前今日チャリは?」
「あっ!!そうだった……電話しなきゃ!」
今日は兄の外出と重なった為に、近くまで車で送ってもらってきていたのだ
「…………送ってやろうか?」
突然の隆太の言葉に
「ええぇっ!!??いいの!!??」
何時もの様に目を輝かせながら隆太を見た
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