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「うりゃーーっ!!」
「ちょっと髪の毛が引っ掛かってる!」
「あ、ごめんごめん」
「隙あり!」
「ひ、卑怯者…」
「はははは、油断するそっちが悪いのだ!」
仕方ないので子供の暇潰しに便乗。最初は妥協しての参戦だったが途中からは目的が変更。状況を忘れて夢中になっていた。
「はぁ、しんど…」
「ねぇねぇ、早く続きやろうよ~」
「少し休憩……疲れちゃった」
「え~」
とはいえ子供と帰宅部の学生では体力も回復力も違う。床に寝転がった瞬間に心臓が爆発的にヒートアップした。
「さっきさ…」
「ん?」
「私のお尻触らなかった?」
「いや、触ってないし」
「本当かなぁ。怪しい…」
「触れたとしても不可抗力だって…」
息切れしていると有り得ない疑惑をかけられてしまう。無実と証明するのはほぼ不可能な疑いを。
「エッチ、すけべ」
「ぐっ…」
「変態、ロリコン」
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