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「ウル!!大丈夫か!?(まだキレてないか!?」
「リリル様!おっせーですよ!」
副音声何とかしてよね
というかあいつらウルに何ベタベタさわってんの?あんなキタナイ手で?殺していいよね?いいよね?
「すまんな。遅くなった」
「とりあえず…時間稼ぎは成功したよね?」
「ああ。ありがとう」
て、事はギルドにも連絡済みか。
ふふっ…良かったぁ…
でも、リリル様が来てくれてなかったら今頃……
あの男が男として機能しなくなるところでしたな♪
危ない危ない♪
……おっと…少しウルに引き摺られた。
「何であの女が此処にいる!!ちゃんと縛ったのか!?」
「は、はい!女は絶対に通れない結界も張っておきました!!」
何その結界!?笑える!!
「あ、あははは!残念!俺男」
「「な、にぃぃぃぃぃぃ!!」」
オッサン達が声を揃えて驚いた。
あはは…ボクも初めて聞いた時驚いたよ。
「ウルいけるか?」
「勿論」
時間稼ぎとはいえ、ウルにベタベタさわっりやがって黙っちゃいられないからね。
「契約により主に力を貸そう。主の名を、我の真名を…」
「我が名はアヴィス。ウルティア。我に力を…起動」
「了解」
ボクの体が光の粒子になり、すぐに再構築を始めた。
ほんの一瞬の光が治まるとリリル様…我が主アヴィス様の手に収まっていた。
黒と白の十字の持ち手ついた双剣の形で。
何で双剣なのか何時も分からないんだよね…あ、ウルとボクかな?
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