第2話 いくよ?戦闘開始!

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~アヴィスside~ 「あはッ…あはははッ!ねぇ君達…このぼくを呼び出したんだから、覚悟…できてるよねぇ?」 あーあ乗っ取られちった… 今、俺の身体は俺の意思に従わなくなった。 くそ…意識が…持って……いか…れ…る………… ――――――― ――――― ――― ………………はッ! くそっ…そんなに時間使ったか?… !!彼奴らは!? バッ! 「な……!?」 俺の目の前は全て赤に染まっていた。 天井も床も壁も。 まるで赤い絨毯が掛かっているようだった。 その赤い赤い景色の中に人の形…いや、まともな形をしているものは何一つとして無かった。 あちこちに肉片が飛び散っている。 これは…臓器だろうか? これは眼球だな。 ああ…奴にしては珍しい…足が1本残ってる。 赤い景色にポツン…と真っ白い足………………………………………………悪趣味だ。 わざわざこれを見せたかったのか? ……………実に悪趣味だ。 ウルティアの殺戮狂は…… …………そういえばウルは? 「ウル!!何処だ!?」 『んー何ですか」 片手に残っていた剣から戻りながら話すウル。 戻りながら話すなよ頭痛い。 ウルはこの光景に何も言わなかった。 自分がやった事を覚えているのだろうか。
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