第2話 いくよ?戦闘開始!

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「ここの掃除頼めるか?」 「勿論です!!おいで魔武器ソウルサウンド。 奏でるは『靈ノ旋律 第1番弔いの鎮魂歌ーレクイエムー』」 フルートに酷似した魔武器。それがウルの魔武器 ウルが吹き始めると清んだ音色が辺りに反響して響き渡る やがて赤く悲惨な景色は全て光の粒子になり天に消えていった。 「お掃除かんりょーです!」 びしっと敬礼したウルに何も言えない。可愛いしか。 「じゃあ…帰るか…」 「はい!リリル様!」 …俺は、ウルの殺戮狂を認めない。これが無ければウルは…ウル達は… ちらっと鼻歌を歌いながら歩いているウルを見る。 こんなんでも…冥界の武器…か…… でも… 「ウルはウルだ」 「ふぇ?はいそうですが?」 声に出しちゃったのか…はずかし… 「帰るか…」 「はい!あ、待ってくださいよー」 俺は誤魔化す為に走り出した。
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