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この状況をなんとかするには………あ!そうだ…
「メイド長さん!リリル様は早く朝食を食べて用意しなければ入学式に間に合いませんよ?」
「あ、そうねありがとう朝食食べてくるわ」
ビュン!
す、凄い速さ…
今消えたよ?もう音速越えてたような…
よし…後は僕も逃げるだけ…
「ウ・ル?」
「あ、あ~僕、リリル様の所に行かないと。ではメイド長さん。さよなら!!」
リリル様のように…とはいかないが食堂に向かって走り出した。
僕は走ったら転ぶ。というのを忘れて…
こけっ
ガッシャーン
僕は今日も転び花瓶を割った。頭が軽くピヨピヨ状態になっている中、リリル様の声が遠くで聞こえた気がする。
「あら…!やっぱり1日1回は何かしら割るのね♪ナイスよどじっ子!」
……………聞きたくなかった…
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