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目が合った…
途端に逃げ出そうとするから急いで手を掴んだ
すると
「何?」
そいつは鬱陶しそうに聞いてきた
「この惨状は何だ?」
十中八九こいつがやったんだろうが…一応聞いてみる
「知らない。物音がしたから来てみたらこうなってた」
………な、知らないフリ…
「じゃあ何故逃げようとした」
い、いや実は本当なのかも知れないしな
「?ボクには関係ないから」
何でそんなこと聞くの?そんな目で見てくるこいつ。
そこに人間の感情はないかのように淡々と喋るこいつ
果たして本当に人間なのだろうか
そんな失礼な事を思案していると
「それじゃ、ボクはこれで」
そいつは俺の手を振り払って逃げていった
「あ!おい!」
何故か追う気にもなれず俺はその場に立ち尽くしていた
~??side end~
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