第3話 学園に入学です!!

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目が合った… 途端に逃げ出そうとするから急いで手を掴んだ すると 「何?」 そいつは鬱陶しそうに聞いてきた 「この惨状は何だ?」 十中八九こいつがやったんだろうが…一応聞いてみる 「知らない。物音がしたから来てみたらこうなってた」 ………な、知らないフリ… 「じゃあ何故逃げようとした」 い、いや実は本当なのかも知れないしな 「?ボクには関係ないから」 何でそんなこと聞くの?そんな目で見てくるこいつ。 そこに人間の感情はないかのように淡々と喋るこいつ 果たして本当に人間なのだろうか そんな失礼な事を思案していると 「それじゃ、ボクはこれで」 そいつは俺の手を振り払って逃げていった 「あ!おい!」 何故か追う気にもなれず俺はその場に立ち尽くしていた ~??side end~
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