6人が本棚に入れています
本棚に追加
/103ページ
「二人とも。悪者は私が退治しましたので、安心して下さいませ♪」
「ありが……とう……」
「た、助かったわ。ガングレト」
ガングレト。鼻が天狗になってますが、退治してませんからね?
「お嬢様、買い物を続けましょう?」
「え、ええ」
まぁガングレトのおかげでお店が落ち着いたのは確かですし、よしとしましょうか。
「お姉ちゃん……待って……」
リズはリサさんに何かを伝えると、リサさんが笑顔で頷いたのを見て裏に戻っていきました。
そして数分後、リズはガングレトに2枚チケットを渡しました。
「……お礼……」
「こ、これは最近できたテーマパーク『ティルナノーグ遊園地』の無料券じゃないですの~!?」
「お客様から貰ったのよ。ラプと行ってきてちょうだい」
「で、でも……」
ティルナノーグ遊園地はかなり人気あるから、無料券も高いのよね。
まぁ私からしたら、そんなに高くないけれど。
でも渋るガングレトに、リズの必殺技が炸裂します。
「……貰って?」
小動物リズの潤んだ瞳!!
さらにサポアビ上目づかい!!
破壊力が大きく増加!!
さらにサポアビ甘えた声!!
破壊力が大きく増加!!
ガングレトに9999999999999999999999のダメージ!!
ガングレトは萌えつきた!!
最初のコメントを投稿しよう!