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『よう、お前から電話なんて珍しい。どうかしたのか?』
「実は今、非常に困ってそうな人が目の前にいて僕の手に余りそうなんだ」
『場所は?』
「橋の下。あぁ来るなら傘持ってくるように」
『わかってるって』
なんで分かってるんだかよく分からないけどこれでよし
「話の途中にすまなかったね。それで、君はどんなストラップをつけてたんだい?」
「クマ。布で出来たクマのストラップ」
「なるほどね…それでどこらへんは探したんだい?」
「え?」
「え?じゃないだろう。この後は僕らが引き受けるから君にはそこにいて欲しいんだけどゼロから始めるより途中からの方が早く済むだろ」
「す、すまない。えっと確か…」
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