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結果だけ言えば、思いのほかすぐに見つかった
石の下に潜り込んでいたようだった
僕が何をしていたかといえば途中辺りで帰った
いくら5月の中頃といえど6時近くにもなって雨の中、川の中に長時間いるのは辛すぎる
まぁ結果の部分は後でかかってきた電話から聞いただけなので詳しくは知らない
けど、僕はこれがいい。
深く関わないことなく、浅く関わることもなく
大事な部分は緋空に任せて僕は端に寄ってるだけでいい
君子危に近寄らず
触らぬ神に祟りなし
そして何より逃げるが勝ち
これでもう二度と、僕はあの彼女に会うことはないだろうと思っていた
そんなにうまくいくはずもないのに
思っていた
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